【全国ビジネス系大学教育会議規約】
前 文
わが国の大学におけるビジネス系教育を取り巻く環境の最近の急激な変化に対応すべく1983年に設立され、1997年に「全国四系列(経営学・商学・会計学・経営情報科学)教育会議」と改称された本会議は、2010年の理事会ならびに会員総会において、以下のように名称を変更し、その組織運営体制を刷新し、強化することを決定した。この決定を受けて、2011年の理事会で以下のように規約を改正することを決定し、参加者集会でそれを承認した。
名 称
本会議は「全国ビジネス系大学教育会議」と称する。ビジネス系大学教育とは、ビジネス関連の諸問題が取り上げられる多様な科目分野での大学教育を指す。
目 的
本会議はビジネス系大学教育における以下のような諸問題について研究し、情報交換し、研究成果を公表して、ビジネス系大学教育を充実させ、発展させることを目的とする。
1:カリキュラムの開発
2:教授法の改革、開発
3:教材の開発
4:教育施設や設備の改善
5:授業評価や教員評価の方法の開発
6:大学教育行政に関する情報交換
7:その他、ビジネス系大学教育に関する諸問題の研究
事 業
本会議は上記の目的を達成するため、毎年、持ち回りで定例の研究・情報交換の場(研究会議という)を持つとともに、研究成果の公表と普及のために図書等を出版する。
事 務 局
本会議の事務処理のため、千葉商科大学・今井重男研究室(千葉県市川市国府台1-3-1)に事務局を置く。
参 加 者
本会議の趣旨に賛同し、本会議事務局に名前が登録された大学・短大の教職員は、研究会議に参加でき、参加者集会に出席して本会の運営について意見を述べることができる。
会 費(参 加 費)
本会議の会長・常任理事・理事は、年会費1万円を本会議に支払う。また、会費を納めていない者で、研究会議に参加する者は所定の参加費を研究会議の開催校に支払う。事務局は参加費の一部を、事務経費として開催校から預かる。
組 織
本会議の運営のため、世話役として以下の役員をおく。
1:役員
会長(1名)、常任理事(4名)、理事(25名以内)、監事(2名)、幹事(若干名)
2:役員の選出方法、任期、役割
①理事の選出は、理事の推薦により理事会の議を経て、参加者集会で承認を得る。任期は3年。理事は本会議の運営に当る。
②会長は理事の互選で選出される。任期は3年。会長は本会議を統括する。会長は研究会議開催時に参加者集会を開催し、会計報告を行う。
会長は参加者集会などで参加者の意見を聴取し、理事会ならびに本会議の公正で透明な運営に反映させる。
③会長は理事会の承認を得て、常任理事を委嘱できる。任期は3年。常任理事は本会議の運営に当り、会長を補佐する。
④監事の選出は、会長の発議により理事会の議を経て、参加者集会で承認を得る。任期は3年。監事は本会議の会計を監査し、理事会と参加者集会に出席して監査結果を報告する。
⑤会長は理事会の承認を得て、幹事を委嘱できる。任期は3年。幹事は理事会や研究会議、参加者集会の開催など、本会議の運営と会計その他の事務について、会長を補佐する。
規約の改正
本会議の規約改正は、理事会の議を経て参加者集会に諮り、出席者の3分の2以上の賛成を得て行う。
「全国四系列教育会議」の規約改正は、2011年1月10日の理事会に諮られ、同年8月22日の理事会で決定し、同日の参加者集会で承認された。
施行期日
本規約は1996年9月3日より施行する。
2001年一部増補
2006年一部増補
2008年一部改正
2011年一部改正
2015年一部改正
2021年一部改正